スキルアップを目指したい介護福祉士に注目してほしいのが、介護福祉士実習指導者講習会である。
国の定める研修内容以上の講習会を適切に行うことのできる法人であれば、実施することが可能であり、各地で開催されている研修会だ。
受講しているのは30代から40代の介護職であり、実務経験が10年以上という人の参加が一番多いようだ。
受講者は介護福祉士養成施設での学ぶことで、スーパービジョンを含めた学生への指導法や介護課程、介護理論について知ることができる。
しかも、実習生に対する指導のみならず、職場の有資格者である介護スタッフに対する指導にも役立てる。
こうした知識やスキルを身につけけおくと、介護福祉士としてのスキルをさらに伸ばすことができ、さらなるステップアップに繋げていくことができるだろう。
また、実際に学生に教える立場になることで、自身の言動を見直すことも可能であり、介護のプロとしてよりプライドを持って働くことも可能だ。
介護福祉士実習指導者講習会はあまり聞き馴染みのない研修会ではあるが、総講習時間が25時間と比較的短く、働きながらでも受けやすい。
この講習会の受講をきっかけに、これまで以上にステップアップを目指すようになったという人も少なくないようだ。
実際には、この講習会を受けたからといって、役職や給与に直接的に反映されることはないかもしれないが、この講習会で学んだことは、その後の業務にもきっと役立つシーンはあるだろう。
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